卒業35周年同窓会レポート

 西高35回生の卒業35周年同窓会が、去る2018年1月2日姫路キャッスル グランヴィリオホテルにて行われました。当日は同窓生124名と恩師の先生方6名にお越しいただきました。同窓生124名の出席は5年前の122名をわずかながら上回るものです。

同窓会写真2

 まず最初に、わたしたち35回生の担任団で学年主任を3年間務めておられた澄谷博紀先生と、1年5組、2年9組、3年5組の担任を歴任されました石原元秀先生がお亡くなりになったことが告げられ、出席者全員で静かに黙祷をささげました。

 その後、スクリーンに初公開のオープニング動画が上映されました。

↓オープニング動画↓



 続いてご出席いただいた先生を代表して松本章先生のご発声で乾杯し、なごやかに会は始まりました。今回の同窓会は前回と同様、企画モノをなくして歓談時間をたっぷりと設けて行われましたが、2年生の時のクラス別に分かれて着席するようにしたこともあり、これまであまり話をしていなかった人とも会話が弾んでいるようでした。

同窓会写真3

 歓談の合間にはご出席の先生方から近況を含めたお話をいただきました。数学塾を開いたり西高で時間講師をされるなど、定年後も教育に対する情熱がお若い頃そのままといったお話や、趣味や旅行などリタイヤ後の生活を元気に満喫されているお話を伺いました。50歳を過ぎた私たちにも参考になるお話ばかりでした。

↓当日上映したスペシャル動画↓



 大谷有(9組)の指揮で応援歌「鷺山に秋の」の大合唱、重田(8組)によるちょっとふらつきながらの「三・三・七拍子」と続くと宴もたけなわ。最後は衣笠(4組)の実演付き「タケノコのび~る型万歳三唱」で、今後益々の同窓生全員の活躍と恩師の先生方のご健勝、また母校の発展を祈念して高らかに万歳を三唱、会場は熱気いっぱいの中、5年後の再会を誓いおひらきとなりました。

↓当日のダイジェスト動画↓



 私たちを担任してくださった先生のうち、澄谷先生と石原先生がお亡くなりになり大変寂しい限りです。 いつまでも私たちを温かく見守ってくださっていると思っていましたが、お亡くなりになって改めてその存在の大きさに気づかされました。
 谷本先生からは、「卒業してから35年、53歳で、35+53=88 と縁起の良い数字となる」とのお言葉もありました。他にも先生方から「今の西高生の方が35回生よりもよく勉強するが、授業に関係ない話に付き合う余裕はない。一方君たちは高校時代はよく付き合ってくれた」「君たちの頃のことは今でも夢に出てくる」「君たちのように先生方を今でもこんなに大切にしてくれる学年は他にないと思う」などとお褒めのお言葉もいただき、大変うれしく思いました。
 今回はYouTubeなどITを使って同窓会を盛り上げるように試みました。これからもインターネットを通してクラス幹事間の連携を深めたり同窓会の情報発信を行うなど、ITを有効活用して同窓会をもっと楽しいものにしていきたいと考えています。

報告:小西淳一(9組)

(文中名前は旧姓。カッコは3年次のクラス)