卒業40周年同窓会レポート

 西高35回生の卒業40周年同窓会が、去る2023年1月2日姫路キャッスル グランヴィリオホテルにて行われました。当日は同窓生92名と恩師の先生方2名にお越しいただきました。

集合写真

 まず最初に、わたしたち35回生の1年8組、2年8組、3年4組の担任を歴任されました松本章先生がお亡くなりになったことが告げられ、これまでにお亡くなりになった澄谷博紀先生、石原元秀先生とも合わせて、出席者全員で静かに黙祷をささげました。

 その後、スクリーンに初公開のオープニング動画が上映されました。

↓オープニング動画↓



 続いて加藤先生の乾杯のご発声とともに華やかに同窓会が始まりました。 今回の同窓会は前回同様、企画ものをなくして歓談時間をたっぷりと設けて行われました。1年生の時のクラス別に分かれて着席した参加者たちは、感染対策のアクリル板越しではあるものの懐かしい顔ぶれと再会し、近況を報告しあったり、思い出話に花を咲かせたりしました。

 歓談の合間にはご出席の先生方から近況を含めたお話をいただきました。加藤先生は数学塾を開き、小学生から大学受験を控えた高校生まで幅広くご指導されています。35回生の時は熱血指導もあったけど、現在は褒めて伸ばす、を心がけて教育への情熱を注がれていらっしゃいます。松本有史先生は年末に前歯が抜けてしまったものの変わらずにお元気でご活躍のご様子でした。プロモーションビデオについては「ブラボー!」とお褒めいただき、竹内まりやの「人生の扉」の歌詞を引用して、私たち35回生にはFineな60代になって欲しいとエールをいただきました。

 また同窓会のプロモーションビデオや、そのメイキング動画の上映などがありました。

↓プロモーションビデオ↓



↓PVメイキング動画↓



 同窓会も終盤となり、大谷くん(9組)の指揮で応援歌「鷺山に秋の」の合唱、五十肩で腕が上がらない重田くん(8組)による一本締めと続きました。最後は衣笠くん(4組)による感染対策バッチリのウエーブ万歳を三唱し、今後益々の同窓生全員の活躍と恩師の先生方のご健勝、また母校の発展を祈念して、5年後の再会を誓いおひらきとなりました。

↓当日のダイジェスト動画↓



 今回の同窓会は5年前とは事情が大きく異なり、コロナ禍での開催となりました。幹事会では感染対策について入念に準備を進めてきました。
 これまでの同窓会ではビュッフェ形式でのお食事でしたが、トングの共用や配膳場所の密集など感染リスクが高くなるため、お弁当(持ち帰り可)の提供に変更しました。席を立つ際にはお弁当にフタをするなどのルールを作り、お弁当の入れ替わり防止のために名札を作るなどの工夫もしました。
 またホテルにもご協力いただき、非接触検温機やアルコールボトル、卓上のアクリル仕切り板設置、マスクケースの配布などの感染対策をとりました。
 さらに幹事会独自の感染防止策として、各自に1つずつ除菌ウエットシートをビニール袋とともに配布し、使用済みのシートはビニール袋に入れて処理する対策も取るようにしました。
集合写真

 このように感染予防については可能な限りの対応策を取るようにしたことが奏功したためか、当日は多くの35回生に参加していただきました。幹事の皆さん、ありがとうございました。社会が大きな変化に直面する中で、いつまでも変わらない同窓生の絆を再確認することができた同窓会でした。
 次回は還暦を経て第二の人生に一歩踏み出すタイミングでの開催になります。旧友との再会がとても大きな意味を持ってくることでしょう。さらに多くの方のご参加を期待し、お互いに健康に気をつけてFineにお会いしましょう。

報告:小西淳一(9組)

(文中名前は旧姓。カッコは3年次のクラス)